プランターの土を再利用するための方法
- 2014年09月15日
- プランターでミニトマト栽培
すっかり収穫の終わったミニトマト。さて次はどうしたもとかと調べていると、どうやらそのまま何もしないで「新たな作物を」は、うまくないらしい。土がけっこうなダメージを負っているようです。それなら土を買ってきて入れ替えればいいって話ですが、それではつまらないので、新たな作物を植えられるようにここに入っている土を再生して再利用できるようにしてみます。
超手抜きな「プランターの土の再利用」にむけての主な手順
【1】土を乾燥させて根や小石を取り除く
【2】日光にさらして日光消毒
【3】熱湯をかけて温熱殺菌
【4】肥料を混ぜ込んで完成
本来の土の再生方法からは大きく外れてるかもしれませんが、調べた方法を簡略化すると大体こんな感じです。
では早速はじめましょう。
【1】土を乾燥させて根や小石を取り除く
まずはひっくり返して土をとりだしましす。
ミニトマトの根がプランターの貯水槽部分にまで伸びていました。
新聞紙の上にひっくり返しました。ミニトマトの根はこんな感じ。プランターを倒して土をほぐしながら根を抜こうとしたのですが、細かい根は抜く途中に切れて土に混ざってしまいました。
【2】日光にさらして日光消毒
均一に広げて日光で乾燥させます。途中、土をひっくり返したり、まだ残っているトマトの根を探して捨て、探して捨てて、このまま2日間乾燥させました。細かい根は取りきれなかったので多少残っています。
買ってきた肥料はこの2つ。苦土石灰と元肥となる化成肥料です。同じく、買ってきた種の袋に土に混ぜて下さいと書いてありました。
苦土石灰とは石灰(正確には炭酸カルシウム)とマグネシウム(正確には酸化マグネシウム)が混ざったものだそうです。下草から黄色く枯れていくのは土中のマグネシウム不足で葉緑素が作られにくくなっているのが原因の一つだそうです。まさにこのプランターで育てていたミニトマトは下の方の葉っぱから徐々に黄色く枯れ落ちていきました。他には、石灰が酸性に偏りがちな土中を植物が好む弱酸性に保つ働きをするそうです。
なにか病気が付いていたら困るので、効果があるのかはわかりませんが一応プランターを水で洗いました。
プランターに乾燥させて大まかに根を取り除いた土をもどして、
【3】熱湯をかけて温熱殺菌
熱湯をぶちまけて消毒!グラグラ沸騰したお湯を大きめの鍋に3杯分。
【4】肥料を混ぜ込んで完成
苦土石灰を20g前後。軽めの一握り程度。目算。適当。表面に撒いて土全体になじむようにまぜまぜ。
化成肥料を50g前後。一握りとちょっと。目算。適当。少し掘り起こして、プランターの半分くらいの位置にまんべんなく撒きました。
このまま2〜3日程度土に肥料などをなじませて、プランターの土の再生終了!
*本来の土の再生は、もっと時間をかけて日光消毒および乾燥をさせ、黒いビニール袋に入れて更に2〜3週間ほど放置して菌や虫の卵を極力減らしてから再利用するそうです。
ここから追記
再生したプランターの土で秋の間に春菊を栽培。たいした害虫や病気の被害にもあわず、美味しくいただきました♪